してきなにっき

私的でたまに詩的です。素敵になりたいです。

とりあえず、グレーゾーン(いまのところは)

白黒つけるのが嫌いだ。

はっきりしたがる人が苦手だ。

絶対なんてない。
世の中にそんなにはっきりできる物事は多くないんじゃないか。
だからすべての発言の語尾に(今のところは)と付けたくなる。

 

 

一度言葉にしたことを、他人はいつまでも覚えていて。

「あの時ああやって言ってたじゃん、あれは嘘なの?」

とか平気で5年前の発言を蒸し返してきたりする。

 

そういう人に限ってすぐに手のひらを反したり、
ゴマばかりすっていたりする。(ような気がするし、僕のことかもしれない)

 

 

常識的に考えて、とか

皆そう思ってる、とか

普通ならば絶対、とか

そんなことを平気で言う人がいる。

押し付けてくる人がいる。

 

今話題の主語が大きいってやつ?全部主語はお前だろ。

 

情報の多様化によって、価値観も多様化していったように。

誰かが黒だといっても、他の誰かには白にしか見えないことだってある。

 

もちろん個人的、公的に黒なら黒だと思うっていうけれど、

それは時と場合による(この言葉、便利すぎるとは思うけれど)

 

だから僕はグレーゾーンに逃げる。

とりあえず、いまのところはそれでいいんじゃないかって思う。

 

 

 

 

 

 

 

好きだ、

った。

宮崎あおいが。

 

もちろん所謂マジ恋とか、ドルオタとかの

本気の愛情とか、そういうんじゃないけど。

 

作品も一通りみたけどあんまり覚えてない。

ソラニンが一番好きだ。あと少年メリケンサックもよく見た。純愛系のは忘れた。

 

ただ単純に宮崎あおいっていう「概念」が

雰囲気が好きだったんだと思う。

 

 

好きになった理由も単純で、友達に

「オマエの彼女宮崎あおいに似てね?」

って言われたのをきっかけに好きになった。

それも中学生の頃、初恋の彼女だ。

 

 

だからまぁこの度宮崎あおい

いや、宮崎あおいさんが妊娠したときいて

微妙な気持ちになった。あおいロスだ。

 

それこそ岡田さんサイドのファンの方の

中には結婚しただけで准一ロスになる等、

ショックを受けた方が大勢いると思う。

(インパクトのある発覚だったから)

 

でも僕は違った。准一ならやれる。

岡ちゃんなら許す。あおいを頼んだと、

俺の代わりに幸せにしてやってくれと、

そう大きく胸を張って思ったりしていた。

 

まぁ全然、岡田君のこと、知らんけど。

 

でも今回あおいさんが妊娠したと知って

なぜこんなにも、微妙な気持ちになるんだろ

男と女の反応の違いなのかしら。

 

それは多分思い出の象徴みたいなものなんだろう。男はデスクトップ保存。

そのコピーの有効期限が切れてしまった。

 

このニュースによって、

僕のギリギリ数えられる青春のうちの

一番大事な象徴が消えてしまった。

 

それが大人になるってことなのかもしれない。

 

ひとまずこのあおいロスを受け止めながら、

会うことが出来ない象徴ではなく、

ジャカルタで頑張ってる初恋の人にでも、

久しぶりに会いに行こうかと画策してみる。

 

あと、二階堂ふみも好きなんだけど

最近出てこないよね。ふみロスだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

幸福な食卓

タイトルは瀬尾まいこから。

大学の時に授業で扱った記憶があって、

東京の古本屋で見つけたとき、

思わず買ってしまった本の一つだ。

わりと心理的にグロテスクな内容を、

瀬尾まいこの柔らかい文章で包み込んでる。

オススメですよ。

 

そんなこととは関係なく最近食欲がない。

5月病なのか初夏バテなのか分からんけど。

やよい軒にきてもご飯二杯しか喰えない。

 

危険だ。前は三杯いけたのに。

 

かといっていまさら自炊再開もなぁ。

誰かに作るとかなら頑張れる気がするけど、

正直一人で食べるなら栄養と満足感が

感じられれば実はなんでもいい。

 

やっぱり食事をとるのは誰かと一緒が一番。

そう考えるとうちの家族も食卓だけは

「幸福」だった気がする。大体旨いし。

 

三日間続くカレーや隔週日曜昼の焼そば。

海苔のしんなりしたおにぎり。

文句ばっかり言ってたけど今は愛しい。

 

そんな幸福な食卓を囲みたいな、

囲むようにならなきゃなって、そう思う。

 

 

 

 

黄金週間

ご無沙汰してます。

どーも僕です。

 

あんまりサボってる気はしてないのだけど、

仕事が充実してるせいかな。

 

よくも悪くもやっとなれてきたよ。

いまだに嘔吐しそうになりながら

出勤しているけど。オートマチックに。

 

そんな僕にも黄金の一週間があった。

更新しない間も時間は容赦なく進む。

 

祖父が亡くなったり、

帰る実家が無くなったり。

久々に人を好きになったり。

久しぶりに本を買ったり、人とお酒飲んだり

男らしくならねばと友達と誓いあったり、

結婚式に参加したり、吐くまで飲んだり

 

でもまぁ久しぶりの休みで、

生きてるって感じが戻ってきたから

よかったと思う。

 

この調子で五月病も梅雨も吹き飛ばして

生き生き出来ればいいんだけど。

 

 

 

笛の音と言葉の力

気付くと朝が来ていた。

 

昨日仕事から帰ってきて、

泥のように眠ってしまったみたいで、

いつ寝たのかすらあまり覚えていない。

 

目を覚ますともう周りは明るくて、

朝を知らせる笛の音が、

近くのバス発車地点から聞こえる。

まずい。遅刻の合図だ。

また遅刻なのか。

 

急いで携帯を見て、

まだ6時半だということを

確かに確認して安堵する。

毎日この時間に起きれればいいのだけど。

 

LINEが来ていた。返信出来てなかったな。

内容をみてほっこりする。

友達が、僕のこの前のブログを、

会社の昼休みに読んでくれて、

そのまま泣いてしまったみたいだ。

 

僕の言葉が、

人の心を動かしているという事実に

驚くと同じに安心した。

 

その友達はきっと感受性が強くて、

前の鋭めの他の投稿をみて、

怒ってしまったこともある。

もちろんそういうつもりで

書いたわけじゃないんだけどね。

 

でもまだやれるはずだ。

 

あのバスを動かす笛の音みたいに、

誰かの心を動かせたら、

幸せな朝を告げられたなら。

僕も幸せな朝を感じられるのだろう。

 

 

 

 

 

好きな人に向けた超個人的な文章

今日も1日頑張ったんでしょう。

自分を削って、笑顔を作って。

自分らしくいるって難しいよな。

 

面と向かってはなかなか言えないけれど、

正直君を尊敬しています。

大好きだなって思う。

 

自分を削って人のために頑張って。

その人が喜んでくれるのが幸せで。

 

自分のことばかり考えているのが、

とても恥ずかしく思えます。

 

見返りがなくても、尽くすその精神。

そんな風になれたらなって未だに思うよ。

 

そんなあなたが明日も笑えますように。

そんなあなたが明日も幸せでいるように。

そんなことを祈るくらいしか出来ないけど。

 

疲れてる時、悩んでる時、

話を聞くことぐらいしか出来ないけれど。

 

君を応援してる人が、

君のことを無条件で好きでいる奴が、

居ることを覚えていてくれたら嬉しい。

 

 

 

 

 

 

 

バレンタイン・デー

バレンタインデーが今年もやって来た。

いつもと同じく職場の方からチョコレートを頂く。

小・中・高ではクラスメイトから。

大学ではサークルの後輩・バイトの後輩から。

社会人ではパートのおばちゃんからってのがちょっと寂しい気もする。

どっちにしろ義理チョコだし、チョコレートはどうしたっておいしい。

 

それでもやっぱり一番記憶に残っているのは、

中学校の時に、放課後掃き掃除中にもらったチョコレート。

ザ・手作りで一緒に手紙なんてついてて。

お世辞にはおいしいとは言えないけれど、

手作りは本当の意味で味がある。

いまだに思い出せるあの味。

 

カカオなんて入っていないような、

砂糖で固めただけであろうあの味。

今はそんな味が少しだけ懐かしい。