してきなにっき

私的でたまに詩的です。素敵になりたいです。

吐く息は、白

ご無沙汰しております。

どうも僕です。

 

絶賛帰省中です。

やっぱり実家はいいですね。

北海道はやはり冷えますが。

 

東京でもギリギリ息が

白くなったけれど

北海道は息だけじゃなく

何もかも白い。

 

 

二人の旧友との飲み会で、

カッパに似たむっつりスケベな友人は

自分で選んだ仕事を低賃金だという

理由でやめたがっていて、

ボーナス貰って辞めると言う。

 

ファッションと風俗に最近40万近く

使ってるオシャレ変態は

資格の四回目の試験を最近終え、

今回はいい線だと言う。

 

そのあとのカラオケでは

そんなこと関係なく熱唱。

今はたのしけりゃいいのかも。

今が楽しいだけじゃ嫌だけどね。

 

そのあと元バイト先の後輩、

先輩お二人と焼き肉へ(本日二回目)

 

あるガタイが逞しい先輩は、

一流企業に勤めつつ、ダブルワーク。

あの逞しい体から、弱った声が出たのを

僕は初めて耳にした。

 

ある精神年齢5歳の先輩は、

嫌いになった社会と折り合いをつけて、

珍しく死にたくなりつつ、

彼らしく元気に頑張っている。

 

そして歯科衛生士の卵の後輩は

バイト入りたての頃の初々しさは

どこへやら。

ハムスターのように焼肉を頬張り、

ご飯をかき込み笑顔をみせ、

逞しくツッコミをいれつつ、

実習とバイトのストレスから

ニコチンで歯を汚す。

 

東京で僕はひとりぽっちで、

頑張ってる気になってるけど、

ところがどっこい皆頑張ってる。 

この試された遠い北の大地でも。

 

白い息や、青い息、溜息を吐きながらも。

 

頑張りつつも、僕と一緒にいるとき、

皆、笑顔でいてくれる。

 

いまのところはそんな日々が続けばと、

 

僕に関わってくれてる人が、

 

幸せであってくれればと、

 

 そして、僕も頑張ろうって思えた。 

白い息や、青い息、溜息を吐きながらも。

 

そんな、柄じゃないことを思えた。

白い雪が降るのを久しぶりに眺めながら。