パッとしない転校生
自己紹介。
その四字熟語を聞くたびに、僕は転校生を思い出す。(転校生って大体可愛いよな)
とはいってもあまり僕の人生の中で転校生に会った記憶はないけれど。
彼らは嫌が応にもしなくてはならないのだ、自己紹介を。
自分を紹介なんてなかなか高度だと思うのだけれど、
親が転勤族な彼らは、もう、慣れたものだ。
その自己紹介で、
ある人は華々しく転校デビューをし、
ある人は淡々とプログラムに沿って決められた単語を吐き、静かに着席する。
前者の場合、自己紹介なんか関係なく人に好かれる性格を持ち、
後者の場合面倒な人間関係を最初から省いている。
共通点と言えば聞いている側は転校生が何をしゃべっても関係ないという点だ。
ちなみに僕は前者的な気持ちで、プログラムに沿って決められた単語を吐くタイプ。
次の記事はそんな記事。
誰も興味がないパッとしない転校生が淡々と自己紹介するだけ。
昼休みが終わってしまうから、じゃ、また。