してきなにっき

私的でたまに詩的です。素敵になりたいです。

風呂敷を広げること、もしくは選んでいくこと

思えば選択の少ない人生だった気がする。

旭川で生まれ、親の転勤で道内を転々とし、
小学校から中学校までは札幌でぼけーっと生きて、勉強も好きじゃなかったので、入れる高校に入り、限りなくグレーに近い薄い水色の青春を、
色なんか無いみたいに過ごした。

唯一方向性だけ選んだのは大学。
基本的にやりたいこと全部やって
ウェイだけしてたそんな気がする。

そんな風に生きてきたから
ふわふわとどっち付かずに、
今のところはグレーゾーン。
なんていって生きてきたんだけれど。

社会人になっても方向性だけ選んだつもりだけど
結構ずれてきてしまってる今。

地元の友達は北海道に帰ってこいと言ってくれてる
確かに今東京でやりたいことも特にない。
でも札幌でもそれは一緒なんだろうな。

風呂敷を広げて、
そこから選んでいきたかったのに。
広げたらその上には何もなかったってオチ。

求められるだけはやりきれないなぁ。
自分の人生に自分が何を求めているのか。
いまだにわからなくて困っている。


それでも何か探して選んでいかなくちゃ。
もしくは今からでも拾っていかなくちゃ。