してきなにっき

私的でたまに詩的です。素敵になりたいです。

 「組織に執着し、一族に執着し名に執着する…

 それは己を制約し己の"器"を決めつける忌むべき事…。

 そして未だ見ぬ…知らぬモノを恐れ憎しむ…愚かしき事!!」

 

お疲れ様です。

どーも僕です。

 

さっきのセリフは、

僕を中二病に追い込んだマンガ、

NARUTOより、うちはイタチのセリフ。

 

イタチとシカマルが好きでした。

めんどくせぇって口癖はシカマルのせい。

努力家のロックリーに憧れたかった。

 

なんだかんだNARUTO、面白いよね。

 

最近人から

 

 

 

「器が小さい」

 

 

 

 

と言われたことがありますか?

僕はあります。それも社長に。

 

確かに僕の器と

ちんちんは小さいかもしれない。

後者は比べられたことはあっても

比べたことないからよくわからんけど。

でも小さいと思う、多分。(前者の話)

 

僕の器(以後ちんちんという)が、

小さいのが発覚したのいきさつとしては、

会社で出した新規事業案(以後ちんこという)

が社長になぜか評価され、全然関係ない、

グループ会社に出向になった。

二ヶ月ほど前の話だ。

 

社会人半年で出向なんて、マイナスな

理由しか見当たらなかった僕。

まず出向と異動の違いとか意味からして、

よくわかってない毛も生えていないような僕

 

なんでよかれと思ってちんこを出したのに、

全然ちんこと関係ない会社に異動なのか!

と落ち込んでおりました。

 

出向を上司から告げられてからの

僕の会社のパソコンの履歴には、

 

出向 異動 違い とか

 

新卒 出向 理由 とか

 

第二新卒 転職 とか

 

フリーランス ブロガー とか

 

オランダの風俗

 

フリーランス ライターとか

 

 

そんな検索履歴ばかり。

 

そんな僕が落ち込んでいると言う噂を聞き、

社長が飲みにつれていってくれました。

 

さすが社長だ!ちんちんが大きい!!!!!

 

と僕は思っていました。

 

「なにか悩んでるらしいじゃないか」

 

ともっともらしい言葉とは裏腹に、

既にへべれけの社長。

出向先の相談役と飲んできたそうだ。

 

「何でも話してみろ」

 

とちんちんの大きさを見せつけてくる社長。

正直、かっこいいと思っていた。この頃は。

 

「なんで僕なんでしょうか?」(原文ママ)

と純粋な疑問からそう尋ねたぼく。

 

出向前の会社の直属の女上司から

 

「マイナスな理由ではないよ」 

 

とリアルな感じで言われていた。

 

サッカー部の悪い先輩のような先輩も、

 

「出向は出世コース。本人に言わないけど」

 

と裏で言っていたらしいので裏は取れてる。

 

だからこそ、確認したかった。

なぜ僕のちんこが評価され出向になったのか

 

尋ねた僕に社長はこう言った。

「理由を聞くほうがおかしい」

「理解できない、お前は嬉しくないのか」

「理由が必要なのか、黙ってついてこい」

「待遇が悪くなる訳じゃないだろう」

 

と、そうフルコンボを、決めた。

 

僕は純粋な疑問をぶつけただけだった。

否定の意図などなにもなかった。

 

確かに出向した先輩方が

残業しまくってるのは聞いていた。

内心嫌だと思ってなかった訳じゃない。

 

でも、だからこそ、理由が知りたかった。

 

「人が足りないから」とでも

言ってくれればよかった。

そうすれば納得できた。

社会人もそんなもんか、辛いなって。

 

でも、答えてくれなかった。

代わりに彼はこう言った。

 

 

「器が小さいんだよ、鼻糞レベルだ」

「自分のことしか考えてない、鼻糞だ」

 

 

そのとき僕は、自分が、どんな表情を

していたのかよく分からない。

苦笑いだったか、真顔だったか。

いずれにしろあきれてしまった。

 

社会人としてのレベルは鼻くそでも、

一生懸命努力していたと思っていた。

同期と営業成績をくらべても遜色ない。

ちんこも出した。

なのにどうして出向なのか。

それも全然ちんこに関係ない会社に。

ただ、理由が知りたかっただけなのに。

 

社長はどうやら否定されたと思ったようだ。

 

あとから聞いた話によると、

特に考え無しに思い付いたらしい。

いつも思い付きで何でも決めてしまい、

周りを巻き込み、振り回し、しまいに飽きて

また次のことを思い付くらしい。

 

そして誰かがその思い付きの理由を尋ねると

否定されたと思い、へそを曲げるそうだ。

特に理由がないから、答えられない。

 

 

僕は、自分のことを目の前で鼻糞扱いされて

尊敬し続けられるほど、マゾではない。

質問しただけで、人格否定されるとは。

いつもなら笑い飛ばせるけれども、

真剣にやってる仕事についての真剣な質問を

邪険にされて、いい気はしなかった。

 

それからのことはあまり覚えていない。

俺SUGEEEしか言ってなかった気がする。

「俺は経営がうまい」

「俺についてくれば儲かる」

しまいには

「本社はもう伸びない」 

「お前の出向先は調子いいぞ」

と自らの会社をバカにしはじめる始末。

本社で頑張ってきたという思いもあった。

本社で頑張ってる上司も見てきた。

 

伸びないのは、アンタせいじゃないのか。

 

人に器が小さいなどと言える人を

僕は尊敬できない。

というか人の器がどうこうって言ってる奴の

器は大きくないんじゃないのか(自分含む)

 

ちんちんは、大きさじゃない。

相性だ。